終日の戯れ言。
終日せつりが書く、戯れ言が詰め込まれたページ。
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一人目。
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忘れようとしても、街角でふとした瞬間に真っ白な影が立ち現れる。
記憶の底に仕舞い込んで押さえ付けても、少し油断した隙に、匂い立つような虹が目の前に架かる。 足を止めて、見入って、溜め息をついて、身を焦がす。 私の事なんか知らないでしょう？ 私の手紙なんて覚えてないでしょう？ 私の事なんか愛してないんでしょう？ 気紛れみたいにキスをして。 埋め込んで震えて。 愛じゃなくても良いの。 欲でも何でも植え付けて。 アナタの熱を刻み込んで。 私の心を壊して。 虜にして。 秘密のメッセージを受け取れるようにして。 細い糸を手繰り寄せ アナタに辿り着いた時 その長い糸で 二人の手首を縛りましょう 私の愛など幻想だと アナタの瞳で終わらせて PR
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記憶するの？ |
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