終日の戯れ言。
終日せつりが書く、戯れ言が詰め込まれたページ。
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羽化の季節。
おはよう、恋心よ
いつか見た綺麗なもの そうして触れたのは 重ねられた手のひらの温度 こんなに熱いものでしたでしょうか 握り返す勇気だけ 私に赦された慈悲でした 名前を呼ぶ声の響きが 俯く胸の内に浮かび上がるのです 触れられた肌から伝わるのは 愛ではないと知っています 抑えつけられもしない 醜い自分を知るばかりでした 愛だなんて言葉はきっと 趣味の悪いネオンみたいで 脱ぎ捨てる事も出来ずに 交り合う時だけを求めるのです 知らない歌と思い出せない歌 無理矢理にも繋ぎましょう さよならの瞬間はいつだって辛いから 今夜も綴る言葉を探します 林檎の吐息の月灯り 朝露に濡れた太陽 その景色に共に在るのは 夢の中だけでしょうか 雲の明るさが眩しいばかり 手を伸ばしてしまいそう そうして触れたのは 臆病な海に沈む 眠る私の魂でした PR
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