終日の戯れ言。
終日せつりが書く、戯れ言が詰め込まれたページ。
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幼さだけ。
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例えば温もりだけで良いの。
私の肩を抱いてくれれば、それだけで幼い心は息をつける。 一度だけ快感を共有した女だからとか、そんな理由でも良い。 同情だとか気紛れだとか、些細な言葉だけでも欲しい。 そっと手を置いてくれるだけで、一時の幻想が胸に宿る。 都合の良い時だけで構わない。 キスも身体もあげるから、優しさだけ頂戴よ。 重ねるだけ重ねたら あとはパイにして飲み込むだけ PR
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引力。
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ただ性欲のみに突き動かされて女を求める男を見ると、いつも反吐が出る気分だ。
建前でも勘違いでも、愛を理由に昂ぶっている方がまだマシなような気がする。 顔のない女は男の欲望のままに姿形を変えられて、肉の塊と孔だけが価値を持つ。 消費される玩具としての女、踏みにじる力だけが強い男。 だけれど、たまに考えてしまうのだ。 女達の香り、仕草、脂肪の感触と筋肉の動き、濡れた瞳と色付いた唇。 私が彼女達に性的興奮を煽られた時の私の視線は、私の嫌悪する男達の浅ましい視線と何か違いがあるのだろうか、と。 純粋に引き寄せられると感じる分、憎みながら男に抱かれる時よりも、たちの悪い感情なのではないかと思う。 愛がなければセックス出来ない、なんて今更言わないけれど、それでも私は男と同じになるのが怖いのだ。 女でいるのは嫌だ。でも男になるのはもっと嫌だ。 そう思っていたのは嘘ではないけど間違いで、本当は女である事を楽しみながら、女の幸せとやらを謳歌したかったのだ。 それでもまだ、膨らんだ乳房もくびれた腰も、肉付きの良い下半身も、体の奥にある性器も、私にある全ての女が憎い。 |
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空気の色。
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何度も思い知る事がある。
男からは逃げられない事。 女であることからは逃げられない事。 記憶からは逃げられない事。 明日からは逃げられない事。 夜からは逃げられない事。 傷と痛みからは逃げられない事。 最後通牒を下さい。 死刑宣告をどうか。 この胸に突き刺して。 荊で傷付いた足に。 優しい手を添えて。 土色の肌を 涙で洗い流す事は出来るのか 私は生きることからは逃げられないという事。 |
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このまま。
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きっと ずっと
痛みを抱えたまま 細切れの日々を繋いで 生きていく 群青の空を見たか 懐かしい色の建物 光を透かす天使たち 甘い舌触り 口付けの音はぎこちなく まだ知らない事 やっと知った事 今更思い知った事 私が死ねるのはいつだろう まだ このままずっと 死にきれないまま 生きていく |
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Toffee.
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その甘さが
私を殺すよ シロップでびしょ濡れのまま 林檎の香りに惑わされて ジャムの沼地へ手を伸ばし 餡の帷に何も見えない キャラメルに足をとられ 砂糖の蟻地獄へ真っ逆さま チョコレートの海で 蜂蜜に咽返る バニラアイスの満月の夜 さくらんぼの色も鮮やかな朝 バターたっぷりの舞台へお上がり 生クリームに覆われて 金平糖の星空をその瞳に映したまま スポンジのベッドで息も絶え絶え 苺のように潰してあげる その甘さが きっと 私を殺すよ |
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