終日の戯れ言。
終日せつりが書く、戯れ言が詰め込まれたページ。
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指先から。
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甘く切ない愛など
とうの昔に諦めた筈なのに 未だに夢を見る あなたの唇が私の首筋に触れる瞬間を あなたの腕が私の体を捻じ伏せる強さを あなたの体温が私の心を開く痛みを あなたの肌が私の血を奪う快感を あなたの愛が私を殺す時を 温かな閨の中で ずっと待ちわびている さぁ、私に溺れてみせて そのまま私を引き摺り込んで 世界の片隅に沈みたい 天の光だけが届く場所 PR
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代償。
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男を知った私は
きっと もう 真実の愛とやらを知ることはないのだろう それでも きっと もう 立ち止まることは出来ないのだろう 誤魔化して 飾り立て 見栄を張って 積み上げて 溜め込んで そうして生きていくのだろう 繋いでいく存在になってしまったから 歩かずにはいられないと 私は知ってしまったから きっと もう 殺して抱きしめたものの数だけ 空を忘れることは出来ないのだろう |
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未来の事だけ聞かせてあげる。
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アルコールに浸った脳が
砂糖漬けの心から 優しい言葉だけを拾い集めて 閉じた瞼の上に乗せる 後には痛い棘だけが残る 夢の間に胸の奥まで 鈍い恐怖が染み込んでくる なまくらな体は重力と仲良しで 魂までをも押し込めてしまうのだろう 翼の説明は通じる? 朝の温度は移り変わり いつの間にやら首筋が震えるまでに またすぐに一つ終わりが来て 私は緩やかに死に始める イニシエーションの末の輝きなど やっぱり神話の中にしかないのね ただ特別でありたい 生きていなくても良いんだ 切り取りたいと願われればそれで 私はあなたの人形になれる 花の色で飾り立てて 睫毛の先まで写し取って 指先から零れる雫は どれだけの目を惹き付けられるだろうか 妖艶な柔肌の美しさよ 蝶の羽を得る夢は叶うのかどうか そろそろ分かる時が来たんじゃないの? 星を暫く見ていないけれど また、夜を歩きたい 眠らぬ夜を過ごしたい 誰かに覗かれる空間の中で 背中を反らして水を蹴り上げ 悪戯な視線で万華鏡などお払い箱だ それまでは進んでみよう 自分の持つ先を目指してみよう たとえすぐに消えてしまうのだとしても 抱いた事だけは本当なのだから 何もない胸に光を仕舞えば 背中の傷も和らぐだろう 私の嘘があの人達の優しさを食い潰す前に それはきっと終われない旅 愛しているんだ |
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腐臭。
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漏れ出す未来が空気に溶けていく。
世界を満たす賑やかな空気に。 誤魔化してきた中身は空っぽ。 なのに空気にすら満たされない。 このまま笑顔で送り返されてしまうのだろうか。 とんだ恥晒しだ、あの人達が泣く。 優しさが尽きる瞬間など見たくはない。 私が枯れさせるのだから尚更だ。 ああ、まだ私にも人間らしい心のようなものが残っているみたいだ。 傷が、痛みと恐怖がまだこびりついたままなのと同じように。 人である事からは逃げられない。 人間らしくはないくせに、汚らしい人間臭さからは、私は逃れられないのだ。 |
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明日の香り。
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一人が好き。
思考の海に浮き沈み。 好き勝手に振る舞えるのが心地良い。 だけど、皆といるのも好き。 人間関係は素晴らしい。 お互いの事を知るのは面白い。 知らない言葉。 伝わらない心。 手の伸ばし方。 声の出し方。 もどかしくて寂しい気持ち。 違う事は悲しくて寂しい事。 どうにかするには歩き出すしかない。 だけど歩き続ける事は痛いのだ。 全てを吐き出して空虚なものを得るのが快感になる。 腕が赤く腫れ上がるのを感じて一息ついて、 さぁ、足を踏み出せ。 手を伸ばせ。 笑って声を上げるんだ。 隠し通して 誤魔化して 明日のように強くない私は 香りのように脆い私は そうして踊り続けていくしかない |
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