終日の戯れ言。
終日せつりが書く、戯れ言が詰め込まれたページ。
[PR]
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
||
惰性過食症。
|
導火線に火をつけたのは誰だ。
心にナイフを突き立てたのは誰だ。 殺して咀嚼して 伽藍堂の胸の中に詰め込んで 肉は腐って染み込んでいく 舌に乗せる言葉は どこまでが本当なの? 笑った顔の中心の 瞳は何を見てるの? 歩いてるつもりで堂々巡り。 手を伸ばしたつもりで自己防衛。 足の裏に刺さった欠片 腕を傷付けた棘 誰を守っていたものなの? 沢山貶めて殺して食べて 何も生まずに溜め込んで どうして私は まだ生きているのだろう 醜い塊は瞼の裏側で 今日も呼吸を繰り返す。 PR
|
||
覚悟なんて。
|
幼い頃は、青い目をしていた。
空の青とも海の青とも違う、硝子玉のような透明な青。 成長するにつれて、目は黄色く変化していき、緑にも見える不思議な金色になった。 目付きは悪いけれど、とても美しい目をした猫になった。 その目をカメラで写したかったのだけれど、今朝、瞬膜が目の半分を覆っていた。 半分になってしまった、月よりも美しい金色の目。 友達の家に行って、段ボールに入れられた何匹かの中から、この子を選んだ。 他の兄弟姉妹は保健所へ送られた。 私は一人っ子だから、兄弟姉妹がいる気持ちを知らないのだけれど、この子は家族を覚えているのだろうか。 母親から引き離されたその晩、ずっと鳴いていたのを覚えているのだろうか。 私達の事を、近しい存在だと感じてくれているのだろうか。 その後すぐに、持病が発覚した。 日本で初の症例、特効薬もない病気。 それでも最後まで面倒を見る、この子は私達の家族だと、そう自然に思った。 すぐに薬はいらなくなって、食べて太ってだらけて夜遊びして媚びて甘えて拗ねて遊んで、そんな日々がずっと続いて、そして忘れかけていた『最後』が近付いてきた。 猫は自分の死期が来ると、家を出てどこかへ行き、一人で死ぬという。 今まで飼ってきた猫達は皆そうだったし、この子もそうだろうと思っていたけど、この子は突然いなくなってから数日後、フラフラになりながら帰ってきた。 どこまでも甘えん坊なんだから。 でも、死を看取るというのは、見取れるというのは、看取れない事よりも、幸福な事なのだろうか。 死は猫のように、足音を立てずにやってくる。 だけど気配はするのだ。 この子の上に覆い被さる、日増しに濃くなっていく死の影が見える。 痩せ細って骨の浮いた体。 私が生まれた時には、もう猫がいた。 失踪する度に新しく貰ってきて、私の生活に猫が関わっていない方が不自然な気がした。 だけど今まで、猫の死を直接感じた事はない。 こんなにも恐ろしいものなのか。 緑を宿した金色の目。 美しい視線。 しなやかな体と柔らかい毛並み。 安らかな光を含んだ温かい命。 この子を愛している。 無条件に愛おしい。 私はどれだけ愛してあげられただろうか。 この愛を伝えられていただろうか。 どんなものをその目に映したきたの? 私達の腕は温かかった? 外で遊ぶのは面白かった? 楽しい夢を見た? あなたは幸せだった? 生きていて良かった? 世界は美しかった? 愛してる。 |
||
青い鳥。
|
私の周りには、青い鳥が沢山いた。
鳥達は優しい目をしていて、艶やかな青い翼でそっと私を包んで、守っていてくれていた。 私は皆の青い羽を力任せに毟った。 毟りとった青色をパイ生地に折り込んで焼き、甘いシロップをかけ、フルーツとクリームとアイスを盛って食べた。 そうすれば、私にも青い羽が生えるのだと信じていた。 私には最初から、翼さえもなかったのに。 気が付けば腹はパイで膨れ上がって、足下には青い羽の残骸が散らばっていた。 それでも鳥達の眼差しはまだ、優しさを含んで温かい。 もう一度、足下を見る。 二本の脚。 翼なんてなくても、ちゃんと歩ける。 いつか 幸せの意味に触れたら 私が毟りとった青い羽で 指先から零れる想いを紡いで 綺麗な羽根飾りを作って贈ろう 傷だらけのこの腕で 何かを生み出す事が出来るのなら 切り裂かれたこの胸から 愛を与える事が出来るのなら だけど まだ 悲鳴は内側で響いている |
||
彫刻刀。
|
たった一言
我が儘が許されるなら もう、終わりたい 殺しながら生きていく事 誰かの欲望の的になる度に 私の中が削りとられていく 痛々しい傷痕に 花を咲かす事も出来ない だから、もう、 終わらせて。 |
||
every, only, …with xxx …:-)
|
好き。
ただその気持ちだけ。 それだけ抱えて立ち往生。 リミットが迫ってくる。 溢れ出す。 全部ぶちまけて壊れてしまう。 知りたい事だらけ。 知らない事だらけ。 動かない脚。 固まった熱だけ孕んで。 私はここで眺めている。 嘘だけ連ねて。 着飾った誤魔化し。 いつ暴かれるだろう。 そう。 リミットはすぐそこ。 私の世界が終わる。 終末が嗤いながら私を見てるよ。 手を伸ばせば触れられる。 誰が。 私が。 どの手が伸ばされるのか。 知ってるのは勿論、 好き。 走りたい。 私だけ。 |
||



