終日の戯れ言。
終日せつりが書く、戯れ言が詰め込まれたページ。
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翼の夢に。
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春の淡い海に
空は落ちてこないのだと知った 悠々と飛ぶ鳥の翼 重なる羽の美しさよ 芳しい色に染まるのは 波の花が咲いたよな 柔らかい海原 桃色の天が微笑んでいるよ 彼らに見せたい 世界はまだ広いのだと 天使の梯子が朝にかかり 鯨のステージが浮かび上がる 星を盗んだ水面に月の道 潮騒をたたえた貝の歌 海風に舞う白い鳥 アナタ達が背負った 同じ色だと分かるだろうか 繋いできた想いの果てに 血肉と死の連鎖に報いよ 生きている命のにおい 風が運ぶままに受け止めよ 一度だけ見た空の高さを 流れる雲には触れられないこと 進む為に鐘を鳴らせ 掴みたいものを誰も知らない ただ憧れに突き動かされて 彼らは今日も大地を蹴る 自由に飛んで 生きていて 隣にある熱を想う 指先から優しさを 零れるままに 二千年経ったって アナタの事を憶えているよ いつか会えたら全部あげよう 心臓も身体も心も 重なる手のひらの温度も 捧げるようにアナタの胸に 海鳥の軌跡を追った先 至上のブルーの交わる彼方 もう楽園なんかいらない PR
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静寂の心。
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言葉の真ん中にある気持ち
嵐の中で歌う声も 届かなくていい 私はここで握り締める そっと 優しい雨 音の洪水が導く先に これからの事と蛹の心 さあ殺して前を向け まっさらなこの先に 散る氷の飛沫 重なり合う右手の夢 隕石のように落ちていく涙 寂しさに穴を開けろ 星も眩い夜空を君に 祈りが心を変えるなら 無様な気持ちは傷を隠したまま 静かに前を向く |
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奇跡のように。
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それはまるで
朝露が溢れるように 霧が足下に忍び寄るように 夜の色が染み込むように 遠くで稲妻が光るように 雪が肩に触れるように ほのかな虹が立ち上るように 入道雲の眩しさのように 流れ落ちる髪の艶やかさのように それはこんなふうに 嗚呼 まるで 恋をした人魚のように |
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薔薇の記憶。
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私が堕ちる前に
どうか この手をとって どうか どうか 私が 私が堕ちる前に この胸にきらきら 輝きはもう失われただろうか これ程までに濁ったこころも アナタにあげたくなってしまう ごめんなさい 謝るつもりなど 一時だけのくせに アナタの嘘も本当も 全部まるごと信じてあげる キスしてくれるかな? それだけが心配なのよ 私の気持ちは漏れ出さない? それだけが心配なのよ 夢を重ねて閉じてしまって それから私は堕ちていこう 翼がないのは知ってるわ だから飛ぶのよ だから ねぇ 私が堕ちる前に この手をとって つかまえに来て 私が堕ちる前に |
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透明度。
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繋がりはまた結ばれたのか
私の音は知らされているのか アナタにとって私はどれだけ 透明な存在なのだろう 透き通った手のひらを伸ばせば アナタに届くと勘違いしてた 空を切る腕に寂しさが 夏の蔓草のように巻き付いている 気付いて欲しい こっちを見てよ 無責任な優しさで抱いて欲しい 空の青も、海の青も、 全部アナタの為にある 透明なブルーが似合うアナタに 届けられない愛をしまう 何も知らずに笑っておくれ アナタにとって私はどれだけ 透明な存在でいられるだろう |
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